『アスベスト』という名前の語源はギリシャ語にあります。

それは『消すことのできない永遠不滅のもの』

アスベストの長所はたくさんあり別名『奇跡の鉱物』と呼ばれました。

 ● しなかやで糸や布に織れる (紡織性)
 ● 引張りに強い (抗張力)
 ● 摩擦・磨耗に強い (耐摩擦性)
 ● 燃えないで高熱に耐える (耐熱性)
 ● 熱や音を遮断する (断熱・防音性)
 ● 薬品に強い (耐薬品性)
 ● 電気を通しにくい (絶縁性)
 ● 細菌・湿気に強い (耐腐食性)
 ● 異種物質との密着性に優れている (親和性)
 ● 安価である (経済性)


昔から、現在に至るまで、その長所のゆえに様ざまな所に使用されてきました。
皆さんも、理科の実験でアルコールランプを使いビーカーの水を温めたことがあると思います。

そのビーカーの下にあった金網に白い物が付いていましたが、実はあれがアスベストなのです。
そう、燃えないのです。

※生産コストも安く、加工は容易く、ありとあらゆるものに使われましたが、輸入量の9割が建築材料となって、現在も私たちの身の周りには、必ずと言っても良いほど存在しています。

1980年代には、日本を除きヨーロッパ各国をはじめ諸外国からその使用は無くなっていきました。『奇跡の鉱物』の本性は『静かな時限爆弾』だったのです・・・。

このアスベストの繊維を吸い込むと、15年から40年後に肺繊維症・悪性中皮腫・肺がんを引き起こしてしまうのです。

※ 1987年にアスベストが学校・公営住宅等に使用されている事が大問題となりアスベスト金網は姿を消しています。